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(※ 栽培データ:大阪市基準)
このジャンルについて
- ここにあるのは、一度植え付ければ、二年以上に渡って生存・開花し、かつ、比較的耐寒性があって、花壇やグラウンドカバーに使えそうな植物である。(私の独断と偏見で分類。)
- 耐寒性の弱い植物は「鉢花」の一覧まで。(例、チョコレートコスモスは鉢花扱い。)また、球根性の植物は「球根植物」へ。エビネなど、少々マニアックな植物は「山野草など」へ。さらに、本来は多年草だが、暑さ寒さに弱いために一年草扱いされる植物は「一年草・二年草」にあるかもしれない。
- 一部、寒冷地では露地で越冬できない、半耐寒性の植物も含めた。(例、ダンギクなど。)
- 水草は、個人的に詳しくないので除外したが、例外的に、鉢植えで栽培できるオモダカやスイレン、ハスなどは収録した。しかし、沈水性植物(水上に葉を出さず、一生、水中で生活する植物)については、全くの守備範囲外である。
- 基本的に、鉢植えで栽培することを前提に解説した。しかし、庭や花壇に植えれば、水やりがほとんど不要になり、手間がかからないので、場所があれば、地植えにしたほうが楽。
- 多くの多年草・宿根草は、一度植え付けると、最低でも2〜3年は、そのまま据え置き栽培できる。年数を経るごとに株が大きくなり、見栄えがしてくる。
- 地植えにした場合は、植え付け後、5〜8年も経つと、さすがに勢いが衰えてくるので、掘り上げて、別の場所に植え替え、力を回復させる。場所を変えたくなければ、元の植え場所を大きく掘って、古い土やゴミを取り除き、そこに、新しい土を入れてから植える。(「客土」という。)
- 鉢植えの植え替えは、種類によるが、だいたい1〜3年に一回が適当。古い土を落とし、新しい土で植え付ける。
- 多年草・宿根草は、植え付け後、数年間そのままにするので、株の周囲の土が固まってしまいがち。年二回ほど、小さな熊手などで、株の周囲を軽く耕し、土をほぐしてやると、土の通気性・排水性が回復し、植物がよく育つ。(「中耕」という。)
- 多年草・宿根草は、毎年同じ時期に咲く代わりに、花期が短い傾向がある。花壇やコンテナガーデンなどで楽しむ場合は、花期の長い一年草などと組み合わせるとよい。
- 多年草・宿根草の中には、タネを周囲にばらまいて雑草化したり、地下茎で勝手に広がったり(地植えの場合のみ)する、繁殖力の強いものがある。そのような植物は、放置していると、他の植物を駆逐することも少なくないので、しっかり監視する。
- 花が終わった後、葉だけが茂って邪魔になっても、自然に枯れるまで、刈り取ってはいけない。もし、元気な葉を刈り取ったりすると、株が非常に弱り、翌年開花しなくなる。
- 多年草・宿根草の施肥は、原則として、春・初夏・秋の三回である。地植えの植物なら、春と秋の二回、あるいは春の一回だけでも支障はない。
- 多くの種類は、あまり肥料を好まない。しかし、生育環境がよいにも関わらず、葉色が薄くなったり、花付きが極端に悪くなったりしたら、肥料不足の可能性があるので、液肥を与えて様子を見る。
- 多年草・宿根草は、温帯地域に自生する植物が多く、冬の寒さに十分さらされないと、春になっても正常に育たない。従って、過保護は避ける。耐寒性が弱い種類は、鉢植えにして、室内の無加温の場所に置くとよい。
- 休眠期になると地上部が枯れてなくなる、落葉性の植物が多いが、鉢植えの場合は、休眠中でも水やりを忘れてはいけない。球根植物とは違い、体内に水分や養分を蓄えているわけではないので、水やりを怠ると、干からびて枯れてしまう。地植えの場合は、そんな心配はない。
- 休眠中の形態については、下記の三通りがある。
- 地上部が完全に枯れてなくなり、地下に芽を作るもの。(例、アマドコロ、キキョウ、シャクヤク、スズラン、ホオズキなど。)
- 地上部が枯れ、その代わり、地表に小さな芽を出すもの。(例、アヤメ、コレオプシス、ハナトラノオ、ホタルブクロ、ロベリアなど。)
- 地上部が緑色を保ち、枯れないもの。植物によっては、葉先などが傷むことがある。(例、シバザクラ、ジャノヒゲ、セキショウ、ツワブキ、ハランなど。)
- 各植物ページの解説では、上の三つの形態を、「落葉」「常緑」で区別している。区別の基準は次の通り。ただし、寒冷地では、「常緑」と書いてある植物でも、地上部が完全に枯れてしまうことが多い。
- 「落葉」…地上部が完全に枯れてなくなるか、地上に小さな冬芽を残すもの。休眠期の間は、日陰に置いても大丈夫。
- 「常緑」…完全な常緑性か、または、ロゼットを作るなど、小さくてもしっかりした葉を残しているもの。休眠期でも、日光に当てたほうがよい。
植物名