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五十音順です。濁音・半濁音で始まるものは、清音に直して探してください。
(※ 栽培データ:大阪市基準)
このジャンルについて
- ここにあるのは、文字通り、鉢物として出回る植物と、耐寒性が弱く、地植えで越冬しにくいため、鉢植えで栽培する植物である。とはいえ、暖地なら、地植えで越冬できるものも含まれている。
- 茎葉の観賞が目的の植物は「観葉植物・葉もの」の一覧へ、耐寒性が強く、地植えに適する草本は「多年草・宿根草」へ。また、洋ランは「洋蘭」の一覧にある。
- 水草は、個人的に詳しくないので除外したが、例外的に、ホテイアオイだけは、鉢植えにするとよく育つので、収録している。
- 市販の鉢物は、本来の開花期ではない時期に、温室などで人為的に開花させた、促成栽培品が多く含まれている。そのため、購入後に、なるべく本来の開花期に近い環境を作らないと、すぐに花が終わってしまったりする。例えば、アザレアは本来、晩春の花だが、なぜか、流通するのは晩秋〜冬である。購入したら、室内の比較的暖かい場所に置き、空中湿度を保たないと、その後の花が続かない。
- 促成栽培品は、次回からは、本来の花期に開花するようになる。前述のアザレアなら、次に開花するのは、翌々年の晩春となる。
- 市販の鉢物は、やや窮屈な鉢に植わっているため、最初から根詰まり気味であることが少なくない。そのため、購入したらすぐ、根鉢を崩さないように注意して、そっと鉢から抜き、一回り大きな鉢に植え替えるとよい。(「鉢増し」「鉢緩め」という作業。)根を傷付けさえしなければ、真冬でも可能。
- 最近は、鉢の中に、もう一つ鉢を重ねた、二重鉢の鉢物をよく見る。二重鉢は、中の鉢と外の鉢の水抜き穴がずれていることが多いため、排水がうまくいかないことがある。そのような鉢物を購入したら、どちらか一方の鉢を取り除く。
- 多くの鉢花は、熱帯〜亜熱帯原産なので、寒さに弱いが、越冬中も最低温度を15℃以上に保つと、ゆっくりと生育が続くので、二週間に一度くらいの割合で、2,000倍以上に薄めた液肥を施してもよい。それより温度が足りない場合は、一切施肥をしない。具体的な越冬方法については、別ページの「冬越し」を参照。
- いくら寒さに弱い植物でも、暖房器具の温風に当てるのは厳禁。当ててしまうと、植物が脱水症状を起こし、ひどいと枯れることがある。
- 越冬温度は、高いほどよい、というわけではない。クンシランやハゴロモジャスミンのように、一度、冬の低温にさらされないと、春になっても花芽が伸びない植物もある。
- 冬の温度が低いと、葉が全て落ちてしまうことがあるが、生きてさえいれば、春に芽吹くので、様子を見る。枯れているかどうかを確かめるには、茎(または幹)の最も太い部分の皮を、縦方向に少しむいてみて、中がみずみずしい緑色なら生きている。黒っぽく変色していたり、水分を失って乾燥していれば、枯れているので処分する。
- 室内で越冬中させる場合、真っ暗な場所に置くと、葉が落ちて、株が弱ってしまうので、窓辺など、できるだけ日光が当たる場所を選んで置く。ただし、窓辺は、昼夜の温度に大きな差があり、夜は著しく冷え込むため、夕方になったら、室内の奥まった場所に移動させるとよい。翌朝には窓辺に戻す。
- 越冬中の水やりは、鉢土の表面が乾いても、さらに数日待ち、鉢底まで乾ききった頃を見計らって与える。与える水は、鉢内が冷えないよう、一晩くみ置いた水か、25〜30℃のぬるま湯とする。
- 空中湿度を保つために、ときどき、葉に霧吹きを行うとよい。
- 春になれば、室内で越冬させていた植物を戸外に出せるが、4月いっぱいは遅霜に注意する。日中は戸外で日光に当て、夜は室内に取り込むのが安全。取り込み忘れて霜に当ててしまうと、一夜にして枯らすので注意。
- 鉢花の多くは、直射日光を好み、日光不足になると、花が少なくなったり、生長が悪くなったりする。そのため、春〜秋までの生育期間中は、よく日光に当てる。ただし、真夏の西日だけは遮ったほうが無難。
- 鉢花は、温度さえあれば、いつでも生育・開花が続くものが多い。元気に育っている間は、水や肥料を切らさないようにし、株を健全に育てる。
- 鉢花は、一部の例外を除いて、比較的暑さに強く、真夏でも肥料を欲しがる植物が結構ある。真夏の施肥は、とかく根が傷みやすいので、春や秋の施肥に比べ、やや少なめを心がける。
- セントポーリアやフクシアなど、暑さに弱い鉢花は、真夏は、肥料を全く与えないのが普通である。しかし、夏が涼しい寒冷地で育てる場合は、真夏も、春や秋と同様に肥料を与え、短い生育期間を有効に使う。
- 多くの鉢花は、春〜秋まで長期間、植え替え作業を行えるが、生育開始初期である4〜5月頃に済ませるのが無難。秋に植え替える場合は、冬が来る前に十分根を張らせるため、できる限り早めに済ませる。なお、暑さに弱い植物は、真夏に植え替えてはいけない。
- 鉢花の中には、春〜秋まで咲き続ける、花期の長い植物もある。そのような植物は、新しく伸びた若い枝に花を付けるので、あまり伸びるに任せず、ときどき切り戻しを行うとよい。例えば、夏の間に切り戻せば、新枝の発生が促され、秋によい花が咲く。
- 暑さに弱い鉢花は、茎葉がよく茂った状態で夏越しに臨むと、株が蒸れて枯れることがあるので、梅雨入り前に切り戻しを済ませておく。真夏に切り戻しをすると、株が弱り、枯れることがあるので注意。
- 最近は、鉢花や観葉植物が、目新しい花壇材料として使われるようになってきた。種類にもよるが、5〜9月までの間なら、地植えにしてもよく育つ。地植えにした鉢花は、秋が深まる前に掘り上げて鉢に戻し、越冬は室内で行う。(この時、根をひどく切ったら、地上部も少し剪定して、株の負担を軽減する。)
- 春に、鉢ごと地植えにし、秋になったら鉢を引き抜き、鉢底からはみ出た根を切る、という方法でもよい。この場合も、根を切った分だけ地上部を剪定すれば、株のダメージが小さくてすむ。
- 室内で越冬させる予定の鉢花は、入室直前に、やや強めに切り戻すと、室内で場所を取らずにすむ。場所がなければ、秋までに、挿し木で子苗を作っておき、子苗だけを室内で越冬させる方法もある。その場合、戸外の親株は見捨てることになるが、まれに、戸外で越冬し、意外な耐寒性に驚かされることがある。
植物名